3月17日。
ぽかぽかと春を感じる陽射しの中、長女が幼稚園を卒園した。
ひぃばぁがこの日のために仕立ててくれた、シンプルなネイビーのワンピースに、真っ白なコッタを着て、ホールへ入場してきた姿は、普段の家での彼女とはまるで別人のようで、姿勢も表情も凛としていた。
あぁ、あなたはそうやって家の外では頑張ってきたんだよねと、前の園での日々も含めて、3年間のあらゆる出来事がぶわっと蘇った。
そして、同時に卒園するということをを改めて実感して、とてもとても感慨深かった。
正直、幼稚園への道中はまだ寂しさが勝っていたんだけれど、それよりも頑張った長女へ祝福と感謝の想いが溢れた瞬間だった。
園児の少ない小さな園だけれど、とにかく先生方が手厚い保育をしてくれて、様々な行事も丁寧な、のびのびとした暖かい雰囲気の幼稚園。
私はまだまだ息子や次女まで長いお付き合いな予定。そのせいなのか、はたまた性格なのかはわからないけれど、長女自身はお友だちが号泣していても、清々しい笑顔で幼稚園を後にしていた。
息子の送迎があるから、先生方との最後の挨拶も「また明日ね」だったしね。笑。
「大きくなったら、疲れをとるマッサージ屋さんになりたいです。お父さんお母さん、こんなに大きくなりました。今までどうもありがとうございました。」
証書をいただいた後の長女のひとこと。
ボロ泣きしながらも私はしっかり見たぞ、隣りで夫も涙を拭ってたのを!
翠、卒園おめでとう。
幼稚園での経験を心の糧にして、小学校生活も楽しんでね。
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