2015年3月28日土曜日

2015.03.28

よく考えてみたら、8年ぶり。

生活クラブのお店で、2時間だけ裏方のお仕事を手伝うワーカーに行ってきた。
買い物ついでに色々な貼り紙を眺めていた時に、よく鮮魚コーナーで話をするワーカーさんに誘われて。
もうすぐ1歳半になる次女も日中は授乳間隔が空いて、うまいタイミングで外出すれば数時間夫におまかせ出来るようになってきたところだったから。
2時間ひたすら売り場に出すための野菜を袋詰めして値札をつける作業をするだけなんだけど、家から出て家事と育児以外の仕事をすることが新鮮すぎた。
家から15分の道のりも、ひとりで歩くと何だか手持ち無沙汰。
もうずっと誰かと手を繋いで歩くのが当たり前になってるもんなぁって、ちょっと不思議な感覚だった。

こどもたちを頼んで遊びに行くのも楽しいけれど、特別な用事でなければ、その前後がけっこう大変だったりするし、やっぱりどこか夫に申し訳なく感じたりする部分があって。
でも、この短時間のワーカーなら食事やこどもたちの心配もせず、さらにちょっとお買物券も貰えるし、今の私にすごくちょうどいい。

春休みが思っていた以上に、どんどん過ぎ去っていく。
長女は小学校までの道のりを練習中。今日は夫とふたり、すこし間隔をあけて歩いたんだとか。
私は給食費の口座開設とか、袋物作りとか、まだやることリストが…
袋物は幼稚園のものを使ったらいいと思っていたら「小学生だから、もっとお姉さんっぽいのにしたいの。6年生まで使えるような。」と言われてしまって、慌てて生地を選んだ。

街のあちらこちらで桜の蕾が膨らんで、「桜が咲いたら7歳!桜が咲いたら小学校!」と長女はカウントダウンを始めた。
なんでなんだろう。10日前までは幼稚園児だったとは思えないぐらい、またぐぐっと大人びた感じ。
嬉しい時、くるくる回るクセはちいちゃな頃から変わらないのにねぇ。

2015年3月22日日曜日

卒園式


3月17日。
ぽかぽかと春を感じる陽射しの中、長女が幼稚園を卒園した。

ひぃばぁがこの日のために仕立ててくれた、シンプルなネイビーのワンピースに、真っ白なコッタを着て、ホールへ入場してきた姿は、普段の家での彼女とはまるで別人のようで、姿勢も表情も凛としていた。
あぁ、あなたはそうやって家の外では頑張ってきたんだよねと、前の園での日々も含めて、3年間のあらゆる出来事がぶわっと蘇った。
そして、同時に卒園するということをを改めて実感して、とてもとても感慨深かった。
正直、幼稚園への道中はまだ寂しさが勝っていたんだけれど、それよりも頑張った長女へ祝福と感謝の想いが溢れた瞬間だった。

園児の少ない小さな園だけれど、とにかく先生方が手厚い保育をしてくれて、様々な行事も丁寧な、のびのびとした暖かい雰囲気の幼稚園。
私はまだまだ息子や次女まで長いお付き合いな予定。そのせいなのか、はたまた性格なのかはわからないけれど、長女自身はお友だちが号泣していても、清々しい笑顔で幼稚園を後にしていた。
息子の送迎があるから、先生方との最後の挨拶も「また明日ね」だったしね。笑。

「大きくなったら、疲れをとるマッサージ屋さんになりたいです。お父さんお母さん、こんなに大きくなりました。今までどうもありがとうございました。」
証書をいただいた後の長女のひとこと。
ボロ泣きしながらも私はしっかり見たぞ、隣りで夫も涙を拭ってたのを!

翠、卒園おめでとう。
幼稚園での経験を心の糧にして、小学校生活も楽しんでね。

2015年3月13日金曜日

2015.03.10


朝の台所のこの景色も、おしまい。

長女のお弁当が終わった。
前の園のときからの3年間、残してきた日はほんの2〜3回かな。
最後のお弁当を泣きながら作ったおバカな母さんは、私です。
だって、「もっとおかーさんのおべんとーがよかったなー」とか言うんだもの…

長女からのリクエストは、サンドイッチ。
海苔だんだんじゃないとは驚き!
大好きなたまごきゅうりサンドと、BLTサンド。デザートは、りんごうさぎ。
一緒につめる予定だったフライドポテトは、お弁当箱ではなくお腹に入ってしまった…(我が家あるある)


帰ってから、「おてがみ、ちょっと泣きそうになっちゃったよ」と言われた。
そして、手紙を大事なもの入れにしまってくれていた。
「幼稚園はおわりだけど、これからもおべんとー作ってね。公園行くときとか、おかーさんのおべんとー食べたいから。今までありがとうございましたっ!」とか言いながら、幼稚園で作ってきたカードをくれて、笑ってありがとうを言いたかったのに、私はまた溢れてくる涙を我慢出来なかった。


私が作り続けたお弁当にそっくりな絵が描かれた長女からのカードと、私の顔が描かれた息子からのカード。
こちらこそ、いつも美味しかったよってぴかぴかに食べてくれて、本当にありがとう。

2015年3月6日金曜日

2015.03.06

長女の口から「最後の」とか「卒園式で」って言葉が増えている。
昨日は二階から卒園式で自分が言う言葉を練習してるのが聞こえてきて、将来の夢の後に親への感謝の言葉があって、台所でうっかり泣いた。
私、内容わかっちゃったけど、それでも本番であれ言われたら…あぁだめだだめだ。
休みをもぎ取ってくれた夫には当日まで秘密にしておこう。

幼稚園の下駄箱前のベンチには、卒園制作のかわいい自画像パネルがずらりと並んだ。
ひぃばぁから卒園のお祝いにと仕立ててもらったワンピースが出来上がったとメールが来た。
卒園アルバムも細かいとこまで決まってついに業者さんへ。
卒園式後の母たち主催のお別れ会準備も佳境。
担任の先生へのアルバム原稿も長女とふたりで書いた。
3月に入って、日に日に長女の卒園を実感している。いよいよなんだ。


息子も一緒に通えるのはあと何回か毎日気にしていて、今朝も尋ねていた。
「あと8回よ!」と答える長女の後姿が何だかとても大人びて見えて、そんな一挙一動にいちいち胸がつーんとなる自分に呆れつつ、子離れを頑張っている私。

今日は、幼稚園最後の遠足。
今頃、芝スキーしてるかしら。
お弁当は、長女リクエストの塩唐揚げと卵焼きね。