2014年2月6日木曜日

立春

新しい命の予感が確信になったのが、去年の立春だった。
1年後、その命がこうして笑って、泣いて、眠っている。
私にとって立春の日は、春のはじまりなだけじゃなくて、次女の誕生や成長を感謝する日でもある。
おかげさまで、今日もあたちは元気です。



雪が降るかもって予報なぐらい寒かった4日。
春を待つ気持ちも込めて長女に鮮やかなマスタードイエローのカーディガンを選んだ。そして、一緒に保育参観へ。

長女はものすごい内弁慶。極度の照れ屋さん。
だから、私が見ているだけで恥ずかしいし、さらにクラスのお友だちのお母さんたちもいるもんだから、目があったり声をかけられたりするたびに完全に挙動不審になっていて、その姿が長女らしすぎて笑いが止まらなかった。
家ではパワフルで大胆でいたずら好きだっていうのにねー。




成長過程のひとつとして、何事も上手にやりたくて、失敗するかもとか叱られるかもってことを思うと『きっとできるようにはならない』と言う消極的な一面が出てくるようになった。
こま回しも普通に回すのは出来るから、次は反対に回すきのこ回しがやりたいんだけど、挑戦出来ない。
『○○ちゃんはいいなぁ、Mもきのこまわしやりたいんだよね』
『練習したら出来るよ』
『…できない。できるようにならないもん。』
『やってみようよ、応援するから』
こんなやりとりをしてる私たちの近くを通ったお友だちが、『きのこまわし?こうやるんだよ!』とお手本を見せてくれた。
真似してやってみるけど最初はうまくいかなくて、だんだん眉間に皺が寄り始めたんだけど、そのお友だちが失敗しても『あちゃー!』って笑ってくれてすぐに『もう1かい!』ってコマを拾ってくれて…10分後には長女もきのこ回しを完璧にマスターしていた!!!
『せんせー!Mちゃんもきのこまわしできるようになったー!』って先生や周りのお友だちに認めてもらって、嬉しくて思わずスキップしちゃってる長女を見てたら、胸にぐっとくるものがあった。

外の世界の長女を見れるから、やっぱり保育参観って好きだなぁ。
幼稚園だって、こどもだって、楽しいことばかりじゃない。
だから、がんばれ、がんばれ。
いつも待ってるからね。帰ってきたら、泣いたっていいんだよ。
こどもたちがここは安全地帯だと思えるような、そんなお母さんになりたい。

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